エクシーのシステム担当です。
現在、韓国の平昌で冬季オリンピックが開催されています。
なかなか日本選手のメダル獲得が厳しい状況でしたが、ここに来てメダルラッシュが続いているようです。
スポーツ中継では動きの激しい映像が流されますが、今回は動きのある動画の配信についてお話いたします。
動画の動きとフレームレート
以前の投稿(「動画ファイル容量の目安について」)でもご紹介したように、動画はパラパラ漫画と同じように何枚もの静止画像を次々に見せることによって、動く映像を見せています。
画像の枚数が多ければ多いほどパラパラ漫画の動きが滑らかになるのと同じように、動画においても動画ファイルに含まれる1秒あたりの画像の枚数が多ければより滑らかに動きのある映像を流すことができます。
この1枚あたりの静止画像の枚数のことをフレームレート(単位はfps)と呼びます。
動画のフレームレートの確認方法
Windowsパソコンの場合、以下の手順で動画ファイルのフレームレートを確認することができます。
1.動画ファイルを右クリックして、「プロパティ」を選択。
2.「詳細」タブをクリック。
3.「フレーム率」と書かれたところの数字を見る。
フレームレートの目安について
フレームレートの目安については、動きの激しい動画であれば60fps、動きの少ない動画であれば15~30fpsが一般的です。
一般的にフレームレートが大きい方が動画の動きをより滑らかにすることが出来ますが、フレームレートが倍になると動画に含まれる画像の枚数も倍に増えることになり、動画のファイルサイズが非常に大きくなってしまいます。
その為、ビデオカメラなどで動画を撮影する時には出来るだけ大きなフレームレート(60fps)で撮影しておき、最終的に動画編集ソフトから動画ファイルに出力する際には15~30fpsまでフレームレートを落とすとよいでしょう。
動きの少ない動画であればフレームレートを落としても問題は無いはずですが、実際に再生してみて動きの多いシーンで滑らかさに欠けると感じた場合は60fpsで出力し直しましょう。
ちなみに現在、地上デジタル放送で流されている映像のフレームレートは規格により29.97fpsとなっています。
d-sumaの動画配信機能で、動きのある動画を配信
d-sumaの動画配信機能では、60fpsの動画もフレームレートを落とさずに配信することができます。その為、スポーツ映像など動きの激しい動画でも滑らかに再生することができます。
動きのある動画の配信をお考えの際には、是非、d-sumaへご相談ください。
また、エクシー株式会社では映像制作を、撮影(関西圏)から動画編集、インターネット配信に適した形式での動画出力までトータルで承っています。
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